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2026.01.14
先日の連休に、大阪と奈良の境にある二上山(にじょうさん)に登ろうと、奈良県葛城市へ赴きました。
そこで田んぼの一角で行われていた「どんど焼き」に出会いました。
青空の下、勢いよく立ち上る炎と煙。冬の澄んだ空気の中で、ぱちぱちと音を立てて燃える様子は、どこか懐かしく、心が引き締まる光景でした。

どんど焼きは、小正月に行われる伝統行事で、正月飾りや書き初めを持ち寄り、無病息災や五穀豊穣を願って焼くものです。
炎とともに年神様を空へ送り、古い年を清め、新しい一年を迎える意味があるといわれています。
地域によっては「左義長(さぎちょう)」とも呼ばれ、子どもの頃の記憶と結びつく方も多いのではないでしょうか。
山へ向かう前に目にした、この素朴などんど焼き。
二上山の静かな佇まいと相まって、自然と人の営みが今も続いていることを感じさせてくれました。
新しい年への願いを胸に、私はその炎を背に、山道へと歩き出しました。 店主